餃子を自分で焼いたときに、皮がべちゃべちゃになってしまうことはありませんか?そうなると、せっかくの餃子の美味しさも半減してしまいますよね。今回は、餃子がべちゃべちゃになってしまう原因や、餃子を焼くときのポイントやカリッと仕上げるコツなどをご紹介します。
・餃子がべちゃべちゃになってしまう原因
餃子がべちゃべちゃになってしまう原因のひとつが、具材の野菜から出た水分です。
具材の水切りがしっかりできていないと、時間が経つにつれて、野菜から出てきた水分を皮が吸い、べちゃっとなってしまいます。
また、蒸し焼きにするときの水分量が多かったり、火力不足も原因として考えられます。加える水分量は、焼く個数や皮の厚み、具の火の通り具合によっても異なります。
普通サイズであれば、高さ1~2㎜ほど、大きいサイズや皮が厚い場合は、餃子の4分の1浸るくらいを目安にしましょう。
仕上げに焼き目をつけるときに火力が弱い場合も、水分を飛ばしきれず、仕上がりが悪くなることがあります。
・焼くときに注意したいポイント
餃子を焼くときに注意したいのが、蒸し焼きにするときに加える水(お湯)です。
餃子を蒸し焼きにする際は、水ではなくお湯を加えるのがポイントです。水を加えると、フライパンの温度が下がってしまい、皮がくっついて、仕上がりがべちゃっとしてしまいます。茹でるのではなく蒸すことで、モチモチっとした食感に仕上がりますよ。
冷凍餃子の中には、焼き始めに水を加えて蒸し焼きにする方法もあります。ちなみにカリット餃子黄金の餃子をご家庭で焼く場合は、水と油を同時に入れて、こんがり揚げ焼きにする方法を推奨しています。
・餃子をカリッと仕上げるコツ
餃子をフライパンに並べたら、軽くフライパンに押しつけて、底面を平らにしておくことで、カリッとした焼き目がつきやすくなります。ほんのひと手間ですが、仕上がりに差が出るので、やってみてください。
また、仕上げに油をフライパンのフチから回し入れるのも、カリッと仕上げるコツです。このとき強火で水気を飛ばすだけでは、フライパンに焦げ付きやすくなります。軽くゆすって全体に行き渡らせて、餃子を油でコーティングしましょう。フライパンにくっついていた皮も綺麗に剥がれて、軽い食感に仕上がりますよ。
・餃子をカリッと焼いて美味しく仕上げよう!
餃子を手作りする場合は野菜の水切り、焼くときは蒸すときの水分量と火力に注意しましょう。ちょっとしたポイントさえ押さえるだけで、べちゃべちゃの残念な餃子にならずに、カリッと美味しく仕上げることができますよ。ぜひご自宅で餃子を焼く際は、参考にしてみてくださいね。