餃子を焼くときに、皮がくっついてしまい、上手く焼けなかったという経験ありませんか?実は酢を使えば、餃子がくっつくことなく、綺麗に焼くことができるんです。今回は、酢を使った餃子のくっつきを回避するワザをご紹介します。
・餃子がくっついてしまうのはなぜ?
餃子を焼くときに多い失敗が、「皮が破けて中身が出てしまった…」「フライパンにくっついて焦げ付ついてしまった…」などではないでしょうか。
その原因は、皮の小麦粉に含まれるたんぱく質によるもの。このたんぱく質は水分とくっつくと、グルテンという成分に変わります。グルテンは熱により粘着する性質があるため、餃子を焼くときに皮がくっついてしまうのです。
・「酢」はくっつき回避に有効
では、どうしたら餃子のくっつきを防ぐことができるのでしょうか。そこで登場するのが、「酢」です。餃子を焼くときに酢を使えば、くっつきの悩みもサクッと解消できます。
なぜ酢が有効なのか。それは、酢に含まれる酢酸がくっつきの原因となるグルテンを変性させて、粘り気を失くすからです。とはいえ、「酢の酸味や香りが残ってしまうのでは?」と思う方もいるでしょう。ですが、酢の匂いや味は加熱すれば飛んでしまうため、心配無用です。
・くっつきを防ぐ!「酢」を使った回避ワザ
餃子を焼くときは、酢を次のいずれかのタイミングで使うと良いです。
1.蒸し焼きにするときに入れるお湯に大さじ2~3程度の酢を混ぜる。
2.蒸し焼きにして水分が飛んだところに酢を全体に回しかける。
3.焼きあがった餃子と餃子の間にかける。
酢を使うことで、餃子同士がくっつきや、フライパンに焦げつくことを防げます。ただし、餃子が冷めてしまった状態では効果がありません。温かいうちにかけるか、温め直してからかけてください。
・効果てきめん、「酢」のチカラを活用しよう
せっかく餃子を焼くなら、こんがり焼きめをつけて、パリッと形良く仕上げたいですよね。餃子を焼く工程で「酢」を加えるだけで、くっつきを防げるのですから、このワザを使わない手はありません。手軽に実践できて効果てきめんなので、ぜひ餃子を焼くときはお試しください。
【カリットギョウザ黄金】
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