餃子の餡となる具材は、食材にこだわらず何でも包むことができます。かさ増し食材を取り入れれば、家計にやさしく、ボリューム満点の餃子を作れますよ。今回は、かさ増し食材を使った餃子のアレンジについて、焦点を当てていきます。

餃子にかさ増し食材が適しているワケ

餃子は包む、巻く、混ぜるという3拍子揃っています。肉とかさ増し食材を一体化させることができ、かさ増し食材を活用しやすいのもメリットといえるでしょう。

また、肉の量を減らしても、見た目のボリュームを出せて、食べ応えをアップできます。

かさ増し食材には、肉に味や食感が近づけやすい大豆製品や、弾力のある食材、旨味をプラスさせると、満足感が得られやすいです。

また、かさ増し食材を使う際は、あえて包丁などを使わずに、手でちぎったり、袋の中で潰すのも有効な方法。不揃いな断面や粒粒した食感が、口に入れたときの肉っぽさに繋がります。

かさ増し食材でボリューミーに

皮で具材を包んで焼く餃子の餡は、バラエティに富んでいます。ここでは、かさ増し食材を使ったレシピを見ていきましょう。

その1：シャキッとしたもやしで

もやしはコスパの良いかさ増し食材です。使う際はみじん切りにするのではなく、2㎝ほどの長さを残し、食感の良さを残すと良いですよ。食材と組み合わせる時も、味を壊さないので、とろとろのチーズや爽やかな風味の大葉と合わせるのもおすすめです。

その2：ぷりぷりのこんにゃくやしらたきを使って

ぷるぷると歯ごたえと弾力のあるこんにゃくを餃子の具材として使うこともできます。肉の代わりに使うことで、食べ応えのあるヘルシーな餃子に仕上がります。

その3：豆腐やおからのふわふわ感で

ひき肉の量を減らして豆腐を使うと、かさ増し＆ヘルシーな餃子になります。水切りをしっかり行えば、豆腐でも肉のような食べ応えのある食感を味わえます。おからは味つけをしておくと、タレなしでも美味しく、豆腐やおからでも違和感なく、食べられますよ。

その4：ジューシーな白菜たっぷり

甘みのある白菜はたっぷり使うことで、ジューシーに仕上がります。ただし、大量に使うと水っぽくなりやすいため、しっかりとした水切りは必須です。あっさりした白菜メインなら、しいたけのみじん切りを加えて旨味をプラスし閉じ込めたり、昆布だしを加えて、餡に旨味を染み込ませると、素材の美味しさが活きてきますよ。

ボリューム美味しさ満点餃子

餃子は具材次第で、いろいろな味わいが楽しめるのが魅力です。かさ増し食材を取り入れて、満足感たっぷりな餃子に仕上げましょう。ヘルシーで美味しいだけでなく、お財布にもやさしいので、経済的にも助かる一品になりますよ。ぜひ食卓に並べてみてくださいね。

【カリットギョウザ黄金】

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