餃子を手作りするときのキャベツの「塩もみ」は必要?その意味とポイントを解説!

餃子を手作りする際、キャベツの塩もみをする方は多いのではないでしょうか。餃子の作り方にもいろいろあり、塩もみせずに作るレシピもあります。今回は、餃子を作る際のキャベツの塩もみについて、解説していきます。

 

キャベツを塩もみする意味

塩もみする意味は、キャベツの水分が出るのでしんなりして、味の馴染みがよくなり、美味しくなるからとされています。

塩もみとは、キャベツなどの野菜に塩を振って揉んだあと、水気を絞ることです。おおよそ野菜300gに対して塩小さじ1を振り、10~15分くらい置くのが一般的なやり方になります。塩もみには少しの時間と手間が必要ですが、塩もみしないでも作ることは可能です。

 

塩もみの有無による違い

では、塩もみした場合と塩もみしない場合で、味などに違いはあるのでしょうか。実際には見た目も味もほとんど変わりませんが、塩もみした方が、カリッとした食感に仕上がります。この食感は、野菜の水分を出すことで、皮への浸透する水分量が減ることによるものです。

逆に、塩もみしない場合は、ジューシーな感たっぷりに仕上がります。ただし、塩もみには下味をつける意味もあるため、味に物足りなさを感じることがあります。そのため、塩もみしないときは、餡にしっかり味つけをしておくと良いでしょう。よりジューシー感を求めるなら、塩もみしない選択肢もアリです。

 

塩もみしない場合は即調理or冷凍

キャベツを塩もみせずに作るのは、包んだあとすぐに焼ける場合に限ります。餃子を包んだあと、すぐに焼けない場合や時間を置く場合は、塩もみなしでの作り方は不向きです。水分が出てしまい、焼き上がりがべちゃっとしたり、皮が破けたり、食感や見た目が悪くなります。保存する場合は、即冷凍しましょう。

 

餃子を美味しく仕上げるポイント

餃子を美味しく仕上げるためには、切り方もポイントです。キャベツをカットする際は、包丁で切りましょう。フードプロセッサーなどで細かく粉砕すると、野菜の水分が出てしまい、餡が上手くまとまりにくくなります。

また餡を作る過程で、片栗粉や砂糖を加えて、水分を吸わせるようにひき肉を練り混ぜましょう。片栗粉や砂糖には、調味料の水分や野菜から出る水分を保持する作用があり、皮に水分がにじまず、外はカリッと、中はジューシーな仕上がりになります。

 

餃子のキャベツは塩もみ不要でもOK

餃子作りにおいて、キャベツの塩もみは必ずしも必要なものではありません。ただし、塩もみしない場合は、包んだあとすぐに焼けることが必須条件です。塩もみしない場合は、ジューシー感たっぷりに仕上がり、キャベツの甘みや旨味を味わえますよ。もちろん塩もみしても、餡がギュッと詰まった旨味のあるカリッとした餃子に仕上がります。ぜひお好みに合わせて調理してみてくださいね。

 

 

【カリットギョウザ黄金】

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