手作りで餃子を作るときは、まとめてたくさん作る方も多いのではないでしょうか。作り置きをする場合は、保存はどういった方法がいいのか。今回は、餃子の作り置きの冷蔵・冷凍保存の方法と注意点について、解説していきます。
餃子の作り置きの冷蔵期間の目安は?
冷蔵の場合の保存期間は、作ってから1日が目安です。できるだけ翌日には焼いて食べるようにしましょう。冷蔵保存する場合は、保管方法や作り方に注よっては、皮が破けてしまい、見た目だけでなく、美味しさも半減してしまうので、注意が必要です。
長期で保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍する場合は、金属製のバットに並べるなどして、急速冷凍してください。その際、小麦粉や片栗粉で打ち粉をしっかりしておくと、餃子同士がくっつきにくくなります。餃子が凍ったら、保存バッグに入れておけば、使う分だけ取り出せるので便利ですよ。冷凍保存の餃子の保存期間の目安は1か月です。
冷蔵保存する際の注意ポイント
作り置きした餃子を冷蔵保存する場合は、次の3つの点に注意してください。
その①:具材の水気をよく切っておく。
餡を作る際に、具材の水気をしっかり切っておくのも、冷蔵保存する上でのポイントです。包んでから時間を置くと、具材から水分が出て、皮がふやけてしまい、破れの原因になります。水気を絞る際は、刻んだ野菜に塩を振り、10分程度置き、柔らかくなった状態にすると、絞りやすくなります。餃子を冷蔵保存する場合は、いつも以上に野菜の水分をしっかり絞るようにしてください。
その②:ひき肉をよく捏ねる
美味しさを損なわずに保存するためにも、ひき肉をよく捏ねて餡を作るのも大切です。ひき肉に調味料をよく混ぜ込み、白っぽく粘り気が出るまで捏ねることで、餡に水分や旨味を閉じ込め、水っぽくなるのを防げます。また、味を馴染みやすくし、美味しく仕上がりますよ。
その③:粉をまぶし、皿に直に置かない
保存する際、包んだ餃子は皿に直に置かないようにしましょう。直接皿の上に置くと、餃子の底の皮がくっついてしまいます。アルミ製のトレーもしくはアルミホイルをしき、片栗粉もしくは小麦粉を均等にふるった上に、餃子同士の間隔を離して置いてください。粉が少ないと、餃子同士や皿にくっついてしまうため、餃子全体にたっぷりふるっておきましょう。
冷蔵保存の場合は水分対策が重要
餃子を作り置きする場合、すぐに使うときは冷蔵、長期で保存したいときは冷凍を活用してください。ただし、保存している間に水分が出て、食味を損なう恐れがあるため、できるだけ水分が出ないようにすることが大切です。特に野菜の水切りとひき肉をよく捏ねることを意識して行ってみてください。また、ひき肉は傷みやすいので、冷蔵保存の場合、作った翌日までには焼いて食べるようにしましょう。
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