餃子の付け合わせにはもやしが鉄板の「浜松餃子」!その原点や美味しさの秘密について解説

浜松餃子といえば、円形に焼いた餃子と、真ん中にある付け合わせのもやしを合わせていただくのが習わしですよね。ではなぜ、もやしを付け合わせるようになったのでしょうか。その原点と浜松餃子の美味しさの秘密について、解説していきます。

 

もやし付け合わせの原点

餃子にもやしを付け合わせは、石松餃子(浜松の餃子屋さんで現在2代目)が発祥です。当時は、屋台で売られていたという餃子。たくさんの量を鉄板で焼くために工夫し、浜松餃子の特徴である円形に並べて焼くスタイルになったそうです。しかし、この焼き方の欠点が、中心がぽっかりと空いてしまうこと。そこで、先代が浜松人の「やらまいか」(やってやろうじゃないか)の精神から試行錯誤し、見栄えよく穴を埋めようと、餃子を並べた中央にもやしのせたのが始まりだとされています。現在も変わらず、もやし=浜松餃子として、この食べ方が定着しました。

 

浜松餃子の美味しさの秘密

浜松餃子の美味しさの秘密は、特産のキャベツを中心にしたあっさり味に、玉ねぎの甘み、豚肉を加えてコクを出していること。その味が評判になり、餃子店には行列ができ、安くて美味しい、かつ栄養豊富な名物料理として親しまれています。養豚業が盛んな浜松では、脂(ラード)多めで餃子を焼くため、脂っぽくなりがちな餃子の味を相性抜群のもやしが相殺して、さっぱりといただけるのもメリットです。もやしは食感を残すために、さっと茹でて添えましょう。シャキシャキとした食感のもやしとカリッと焼きあがった餃子を交互に食べれば、お箸が止まりません。

 

もやしと餃子との絶妙なコラボレーション

浜松餃子には、石松餃子の先代の「やらまいか」精神が詰まっています。あっさりとしたもやしとコクのある餃子のコラボレーションが、絶妙にマッチし、一度食べたら病みつき必至の美味しさです。もやしと餃子を交互に食べれば、脂っぽくなりがちな餃子の味をもやしがリセットしてくれますよ。ぜひいつもの餃子を浜松餃子風にして召し上がってみてはいかがでしょうか。

 

 

【カリットギョウザ黄金】

「カリットギョウザ黄金」の全身である「ホワイト餃子店」が、名古屋市中川区九重町に餃子専門店としてオープンしたのは1972(昭和47)年。以来50年近くにわたり、たくさんのお客様に味・質の高い「真のギョウザ」を提供し続けています。

 

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